こんにちは、ネイルステーションです!
今回は具体的に、どうセルフネイルケアをするとキレイな爪をキープできるのか解説いたします!
●目次
●お顔のお手入れと同様に爪も保湿が肝心!
爪のセルフスキンケアといっても、基本はお顔のスキンケアと同じです。成分が浸透しやすいよう肌を柔らかくし、しっかりと保湿をすることが基本。そして、より効果的にケアするために意識したいのは爪の根元です。
爪の根元には「爪母」と言われる爪を作る部分があります。植物で言えば根っこのようなところ。ここから爪が成長していきます。植物も根っこに水をかけることでみずみずしい茎や葉が育っていきますが、爪も同じイメージ。この爪母に栄養分を効果的に吸収させることが、健康的で丈夫な爪の成長につながります。
この爪母、ほとんどが皮膚の下に隠れているのですが、一部だけ爪にも見えるのですがどこかわかりますか。正解は、爪の根元にある白っぽい三日月の形をした部分。一般的には「ハーフムーン」とか「爪半月」と言われるところで、生まれたばかりの赤ちゃん爪のようなもので、とっても柔らかいんです。そのため傷つきやすく、甘皮のお手入れの仕方を間違うと爪が凸凹になるなどのトラブルを生むことも。甘皮のお手入れが爪の健康にも関わることを忘れず、ケアはやさしくを基本にしてくださいね。
では次にセルフネイルケアの方法をご紹介します。
・指が入る器
・オイル
・ネイルファイル(エメリーボード、スポンジ、シャイナー)
・クリーム類
があると便利です。
●セルフケア①爪を柔らかくする
皮膚の一番表面には「角質」と呼ばれる細胞があります。この角質は新陳代謝によって自然と剥がれ落ち、新しい角質として生まれ変わっていくのですが、古い角質が溜まってしまうと栄養分が浸透しづらくなってしまうんです。爪にとって角質が溜まりやすい場所は甘皮と爪の間。ですから、ネイルケアの最初にまずは指先を温めましょう。温めることで角質が柔らかくなり、いきなりオイルやクリームを塗るよりも栄養分が浸透しやすくなるんです。
温め方は至って簡単。指先が入る程度の大きさの器に人肌程度のぬるま湯を入れて指先を1、2分つけて温めるだけ。このとき重曹を2、3g程度入れると、より皮膚が柔らかくなりやすいです。また、癒し効果を高めるためにお好みのアロマオイルを入れるのもおすすめですよ。
大きな洗面器で手全体を入れて温めてもOK。指先の角質が硬い人は、少し温かめの温度にしてみてください。
●セルフケア②甘皮のケア
指先が温まり皮膚が柔らかくなったら、甘皮のケアをします。軽く湿らせた薄手のガーゼやウェットティッシュを親指に巻き、爪の面積を広げるイメージでガーゼを巻いた親指の爪先で甘皮を指の付け根方向に向けてやさしく押します。赤ちゃん爪があるところなので、力任せに圧迫しすぎないようにしましょう。そして、サイドラインからコーナーに向けてやさしく広げていくイメージで、爪のラインを整えていきます。このとき、丸というより四角い形になるようにしていくとやりやすいと思います。
甘皮ケアの時間は、指1本につき1分程度が目安。あんまり時間かけすぎても、せっかく温めて柔らかくした皮膚がまた硬くなってしまうので注意してください。
この甘皮ケアは1週間に1回程度で十分。お風呂に入って指先まで温まりながら甘皮処理をするのもおすすめです。時間のある週末のスペシャルケアとして取り入れてみてはいかがでしょうか。
●セルフケア③爪と甘皮の間にオイルを塗って保湿
指先を十分に温めてから甘皮の処理をすると、角質と爪の間に隙間ができるんです。その隙間に保湿剤を塗って、爪の根っこに栄養分を与えていきます。保湿剤は浸透しやすいオイルが一番おすすめ。甘皮と爪の間に1滴ずつ垂らします。滲み出たオイルは指先(爪の先端・裏側)まで伸ばして保湿しましょう。
根元からではなく、爪の先端に垂らして根元のほうに垂れてきたオイルを爪全体と指先に浸透させる流れでもOK。この方法でも甘皮と爪の間にオイルが浸透します。そして指の周りもくるくるとマッサージするようにして、やさしくオイルをしみこませてください。
このときのポイントは、ハーフムーンのところは爪に対して横方向に塗ること。こうすることで爪のキワまでしっかりと栄養分を浸透させることができます。ハーフムーンのところもやさしく押し、最後は爪の両サイドをキュッと押すと血行が良くなるのでおすすめです。気持ちよく感じる程度、軽くマッサージしてください。
甘皮の処理は1週間に1回くらいでOKなので、ふだんは指先を温めたあとにこのオイルマッサージをし、必要に応じて次の工程に進んでください。
●セルフケア④ネイルファイルで爪を整える
爪の基本的な整え方については動画にまとめましたので、ぜひご覧になってください。
【エメリーボードで爪の長さや形を整える。】
先端の長さを削り、サイドを整えます。往復させて削ると二枚爪の原因になるので片方向でやさしく削りましょう。
【スポンジバッファーで爪の先端をなめらかにする。】
エメリーボードで削った後はバリ(削り残し)が出るので、スポンジで爪の断面をキレイに整えていきます。
【シャイナーで爪を磨く(艶出しをする)。】
磨きすぎを防ぐためにも、爪の生える周期に合わせて行ってください。爪の伸びる速度は個人差があり、季節によっても部位によってもちがいますが、平均して3カ月ほどで真ん中が先端にくると言われています。なので、シャイナーで磨くのは目安として1カ月に1回にとどめましょう。磨くと艶がでるので、1カ月後、艶の部分が残っていたらそこは磨かないようにします。
整える際に注意したいのは、磨きすぎて爪を薄くしないこと。健康的な爪は表面がつるつるしていて艶があり、毛細血管が透けてほんのりピンクで、適度な硬さがあります。ただ、水仕事をしている人や指先を酷使している人に多いのですが、三層からなる爪の一番上の層がはがれてしまうことがよくあります。これがいわゆる二枚爪で、乾燥や爪の薄さが大きな原因となるんです。
爪磨きに使うスポンジファイルは弾力があるとはいえ、ゴシゴシと力任せにやってしまうと爪が薄くなってしまいます。ですから、爪の厚みの状態もチェックしながら、磨くようにしてください。
なお、二枚爪になってしまったら、段差となっているカサカサ部分をならすようなイメージでスポンジバッファーを軽くあてて、整えましょう。
●セルフケア⑤クリームで手元全体を保湿する
最後に仕上げの保湿です。クリームを適量手のひらで温めて、手の甲から伸ばしていきます。オイルを混ぜるとより効果的です。手の甲から指先まで伸ばして、指1本1本をくるくるマッサージして浸透させましょう。ハーフムーンのところをやさしく押し、最後は爪の両サイドをキュッと押し、指の間、手のひらの気持ちいいところを軽く指圧しつつ全体に馴染ませていきます。
このケアは毎日やってくださいね。寝る前にでもマッサージをかねてゆっくりと時間をかけて保湿しましょう。
●日々のセルフネイルケアでキレイなすっぴん爪に
いかがでしたか。日々のセルフネイルケアをすることによって健康的な爪が育ち、ジェルネイルやポリッシュを塗らなくても十分キレイな爪をキープできるんです。キレイなすっぴん爪を目指して、ぜひ毎日のお顔のスキンケアと合わせて取り入れてみてください。
監修:唐木江美
NPO法人日本ネイリスト協会 本部認定講師。2002年べレックス株式会社入社。
店舗スタッフ、副店長、店長を経て、事業本部教育部にて新人教育、スタッフ・店長研修に携わる。指導歴15年ほど。
駅近|商業施設に21店舗営業中
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